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1.PM・PJ管理 / 1-3.誤解を招く用語 / 1-3-3.昔、スループットといえば・・・
2025-06-03
かつて、サーバーエンジニアとして現場にいた頃。「スループットが悪い」 と聞けば、私はすぐに “応答時間が遅い” というイメージを浮かべたものでした。
ジョブを流す → 結果が返る。
その“ひとまとまり”が遅ければ 「スループットが悪い」 。つまり、 「一連の処理がどれだけ効率よく完了しているか」 を問う言葉でした。
ところが、今の現場で若いエンジニアと話していると、「スループット」 はIOPSや転送量(MB/s)など、単位時間あたりの処理数や通信量を意味して使われていることが多いようです。
これはこれで正しい。むしろ、ネットワークやストレージの性能議論においては、単位時間あたりの処理能力というのがスループットの本流ともいえる。
でも、私のような “少し前の世代” の人間からすれば、スループットといえば 「処理全体の効率」 や 「ジョブの往復の応答性」 だったわけで――
これは、以前の記事 「“スループット”が意味するものは1つ?」 でも書いたことですが、技術的に正しいかどうか以上に、誰が、どの立場で、どの時代にその言葉を使ってきたかによって、言葉の指すイメージは変わってきます。
たとえば…
どれも間違っていない。だけど、会話ではすれ違いが起きる。
こうしたすれ違いが起きたときに、「言葉の意味が違っているかもしれない」 と気づく視点を持つこと。そして、それを確認し合える文化をつくること。これこそが、PMの重要な役目の1つ なのだと思います。
年を重ねたせいか、「あの頃はさ…」なんて言い出すようになってきました(笑)。
でも、そうした“昔語り”も、意味のズレに気づくきっかけになれば――
現場にとって価値ある「語り」になるのかもしれませんね。
~ 皆さまにとって、有意義な時間でありますように ~
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