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6.ITインフラの知識 / 6-5.データベースの基本 / 6-5-2.SQLの基本クエリと応用例
SQL(Structured Query Language)は、リレーショナルデータベースを操作するための言語です。SQLは、もともと汎用コンピュータシステム(主にIBMの汎用機)上でデータベース管理を目的として開発されました。そのため、SQLは標準的な問い合わせ言語として進化し、高い抽象度を持つことで、ユーザーが直接的なメモリ管理やストレージ操作を意識せずにデータを操作できるようになっています。
SQLの主なコマンドには以下があります:
SELECT:
データの取得データベースから必要な情報を抽出するための基本的なコマンドです。条件を指定して、データをフィルタリングできます。
INSERT:
データの挿入新しいデータをテーブルに追加するためのコマンドです。新規データの追加は、テーブル内の新しい行を挿入することに相当します。
UPDATE:
データの更新既存のデータを更新するためのコマンドです。条件を指定して特定のデータを変更できます。
DELETE:
データの削除不要なデータをテーブルから削除するためのコマンドです。
CREATE:
新しいテーブルやデータベースの作成データベースの設計時に使用され、新しいテーブルやインデックスを作成するために使います。
これらのコマンドは、SQLを使ってデータベースに対するCRUD操作(Create, Read, Update, Delete)を実行するために欠かせません。
SQLが非常に特異な言語である理由の一つは、データベースの設計が複雑であり、ユーザーが物理的なデータの保存方法を気にする必要がない点にあります。SQLの抽象化によって、ユーザーは「どのように」データを格納するかではなく、「何を」操作するかに集中できます。これにより、データ操作の自由度が高まり、データベースの管理が非常に効率的になります。
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