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2.プロジェクトマネジメントの方法論 / 2-3.スクラムとカンバンの違い / 2-3-1.スクラムとカンバンの基本的な違い
アジャイルの中でも特に代表的な方式である スクラム と カンバン ですが、その方式の違いを簡単に紹介します。
スクラムは、明確な役割(スクラムマスター、プロダクトオーナー、開発チーム)とイベント(スプリント、スプリントレビュー、デイリースクラムなど)を定義したフレームワークです。時間制限のあるスプリントを中心に開発が進められます。
カンバンは、作業の可視化を重視し、進行中のタスク数(WIP: Work In Progress)を制限することで効率的なフローを促進します。明確な役割やスプリントの概念はなく、作業の流れを改善するためのシンプルな手法です。
スクラムでは、作業はスプリント(通常1〜4週間)の単位で行い、スプリントの終わりに動作する成果物を提供します。進行状況はスプリントレビューやバーンダウンチャートで追跡されます。
カンバンでは、作業はスプリントの代わりに連続的に行われます。タスクは「To Do」「進行中」「完了」などのカンバンボードで視覚的に管理され、作業が進むとともにボード上で移動します。
スクラムはチーム全体の進行管理に向いており、特に複数のメンバーや複雑な作業に適しています。
カンバンは、主にタスクのフロー改善や作業負荷のバランスを取るための手法で、よりシンプルなワークフローに適しています。
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