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7.ソフトウェア開発の知識 / 7-7.デプロイメントと運用の自動化（CI/CD） / 7-7-3.開発と運用を結ぶ自動化プロセスの構築

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開発と運用の融合（DevOps）

CI/CDは、DevOps（開発と運用の連携）を実現する中心的な要素です。開発と運用チームが協力し、自動化プロセスを構築することで、リリースサイクルを短縮し、エラーを減らします。

自動化プロセスの構築ポイント

1.パイプラインの設計

開発からデプロイまでの一連のプロセスを自動化します。

例: コード変更 → 自動テスト → ビルド → デプロイ。

2.監視とフィードバックの導入

リリース後のモニタリングを自動化し、運用データを分析して改善を図ります。

3.インフラのコード化

サーバーや環境の設定をコード化（Infrastructure as Code）することで、一貫性と再現性を確保します。

自動化プロセスの具体例

クラウド環境での自動スケーリング

トラフィックの増減に応じて自動でリソースを調整。

障害時のロールバック

リリース後に問題が発生した場合、自動的に前のバージョンに戻す仕組み。

自動化による効果

迅速なデプロイ

以前は数日かかったリリースを、数時間、場合によっては数分で実行可能に。

チーム間の連携強化

開発者と運用担当者が共通のプロセスを通じて協力することで、チームの効率が向上。