プロジェクト・プロジェクトマネジメント 学び舎 プロジェクト・
プロジェクトマネジメント 学び舎

7.ソフトウェア開発の知識 / 7-7.デプロイメントと運用の自動化（CI/CD） / 7-7-2.継続的デリバリーの基本とその実践例

---

継続的デリバリーとは？

継続的デリバリーは、ソフトウェアを常にデプロイ可能な状態に保つことを目的とした開発手法です。本番環境にリリースするかどうかは手動で決定しますが、リリース準備が整った状態を継続的に維持します。

基本的なプロセス

1.コード変更の統合

開発者が変更をリポジトリにプッシュするたびに、ビルドとテストが自動で実行されます。

2.ステージング環境での検証

ステージング環境にデプロイして動作確認を行います。

3.リリース判断

十分にテストされたコードをリリースする準備を整え、必要に応じて本番環境へ展開します。

実践例

• eコマースサイト

重要な更新や新機能を段階的に展開し、ユーザーへの影響を最小限に抑えます。

• モバイルアプリ

継続的デリバリーを活用して新しいバージョンを迅速にリリースします。

メリット

• ユーザー体験を向上させる迅速な更新。
• 安定性を保ちながら新機能をリリースできる信頼性。