「プロジェクト・プロジェクトマネジメント 学び舎」の一般公開を始めました。これから順次コンテンツを増やしてまいります。
活用事例
1.プロジェクトマネジメントの基本 / 1-3.プロジェクト進捗の監視と報告 / 1-3-2.ステークホルダーを動かした報告手法
1-3-2.ステークホルダーを動かした報告手法
ステークホルダーは、プロジェクトに対してさまざまな関心を持っています。進捗報告を通じて、彼らの関心を引き、プロジェクトに対する積極的な支持を得るためには、ただ事実を伝えるだけでは不十分です。報告は、ステークホルダーの動機を理解し、それに応じた方法で伝えることが大切です。
例えば、ステークホルダーに対して、特に投資家や経営層が重要視する「ROI（投資対効果）」を強調することで、プロジェクトへの関与を促すことができました。この場合、進捗報告ではコスト管理や利益予測、リスク管理の状況など、ステークホルダーが求めるデータを重点的に提供することが求められます。また、課題が生じた場合は、積極的に対策を示し、問題解決に向けたアクションを報告することがステークホルダーの信頼を得るためには不可欠です。
