若手PMコミュニティ
はじめに
このページをご覧いただき、また「若手PMコミュニティ」に興味を持っていただき、ありがとうございます。このコミュニティは、若手プロジェクトマネージャー（PM）や若手エンジニアが、プロジェクトの考え方を深く理解し、「失敗プロジェクト」を「成功するプロジェクト」に変えるための「学びの場」です。そして、ITプロジェクトに関わる皆様の仕事を楽しくし、世の中を元気にすることを目指しています。
1. なぜこのテーマを選んだのか
IT業界は今、過渡期にあり、新しい概念や手法が次々と登場しています。しかし、プロジェクトマネジメントに対する理解は未だ十分とは言えません。また、以下のような認識不足や誤解が、未だ現場の問題として存在しています。
- オーナー側： 「PMに任せればプロジェクトが進むだろう」という誤解があり、プロジェクトの本質を理解していないケースが多い。
- メンバー側（エンジニアやサブPM）： 「自分の作業部分だけを管理すれば良い」という認識にとどまり、プロジェクト全体の流れを把握していない。
これらの誤解や認識不足、他にも様々な要因によって問題が発生し、また潜在課題として埋もれてしまうことが多いです。結果的に納期遅延や予算オーバーなどの問題が発生します。とはいえ、「プロジェクトが失敗する原因」も凡そ決まっており、似たようなパターンが見られます。これを改善し、プロジェクトマネジメントのスキルを仕事の常識レベルまで引き上げることで、業界全体の平準化を図り、ストレスを減らし、成功するプロジェクトを増やしていきたいと考えています。
2. やりたいこと
このコミュニティでは、下記に示す対象者が、プロジェクトの考え方をより深く理解することで、「失敗プロジェクト」を「成功するプロジェクト」に変えることを目指しています。具体的には、以下の活動を通じてその目的を達成していきます。
- 勉強会の開催： 基本的なプロジェクトマネジメントの知識やツールの活用方法を学ぶ場を提供します。
- 成功事例や失敗事例の共有： 参加者が実際に経験したプロジェクト事例を共有し、成功のポイントや失敗の原因を学び合います。
- ワークショップの実施： 実際のプロジェクト体験をもとにしたシミュレーションやケーススタディを通じて、実践的なスキルを習得します。
これにより、若手エンジニアやPMが、仕事を楽しみながらプロジェクトを成功させ、最終的には世の中を元気にすることを目指しています。
3. 対象者
このコミュニティでは、以下のような悩みや課題を抱えている若手エンジニア、若手PM、PM候補者、その他の皆様を対象としています。
- 若手エンジニア
- 突然、「次のプロジェクトのPMをやってほしい」と上司に言われたが、プロジェクトの全体像が理解できず、どこから始めればいいのかわからない。
- PMから「●●を出してほしい」と言われたが、何を求められているのかが理解できず、不安を感じている。
- 担当する開発のスケジュールが遅れているが、遅延の原因が特定できず、誰に相談すべきかもわからない。
- 若手PM
- 自社の商品開発や請負プロジェクトで一定の実績を上げたものの、過去の成功体験が次のプロジェクトで通用せず、どう対応すべきか迷っている。
- プロジェクト管理ツールを使っているが、ツールの使用が目的になってしまい、本来得られるべき情報やその活用方法がわからなくなっている。
- PM候補者
- 現在はエンジニアとして活躍しているが、近い将来PMとしての役割を期待されている。プロジェクトマネジメントの知識が不足しており、どのように準備すればよいかを知りたい。
- 既にラインマネージャーとして部・課長などの任を受けて事業を任されており、突然責任者として任命された（プロジェクトマネージャーの経験は多くない）。
「若手PMコミュニティ」を通じて、同じ課題や目標を持つ仲間が集い、共に学び、一緒に問題を解決し、成長し、コミュニティの輪を広げていきましょう。
