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6.ITインフラの知識 / 6-1.サーバーとストレージの基礎 / 6-1-3.データ保護:バックアップとリカバリ
データ保護は、システム運用における最も重要な要素の一つです。予期しない障害や自然災害、人的ミスなどからデータを守るために、バックアップとリカバリの戦略は不可欠です。
定期的にデータのコピーを作成し、障害が発生した場合にデータを復元できるようにするプロセスです。バックアップには以下の種類があります:
すべてのデータをバックアップする方法で、復元が簡単ですが時間とストレージ容量を大量に消費します。
最後のバックアップ以降に変更があったデータだけをバックアップします。効率的ですが、復元時に複数のバックアップファイルが必要になることがあります。
最後のフルバックアップ以降に変更されたすべてのデータをバックアップします。増分バックアップより復元が簡単ですが、バックアップデータが増えていくことがあります。
障害が発生した際に、バックアップからデータを復元する作業です。リカバリには、システム全体を復元するフルリカバリと、個別のファイルやデータを復元する部分的なリカバリがあります。
データ保護のためには、バックアップの頻度や保存場所(オンサイト/オフサイト)、そしてリカバリの計画をしっかりと策定しておくことが求められます。また、クラウドバックアップやディザスタリカバリ(DR)など、最新の技術を活用したバックアップ戦略も重要です。
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