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6.ITインフラの知識 / 6-4.クラウド環境の導入と運用 / 6-4-2. マルチクラウド環境での運用の工夫
マルチクラウド戦略は、特定のクラウドプロバイダに依存しないため、リスク分散とサービスの最適化が可能です。しかし、異なるクラウドサービス間での運用やデータ管理には複雑さが伴います。特に、各クラウドサービスの異なるAPIやインフラの違いにより、統一された管理体制を築くことが課題となります。このプロジェクトでは、AWSとAzureを組み合わせたマルチクラウド環境を構築し、それぞれのクラウドサービスが持つ特性を最大限に活かしました。例えば、AWSでは低コストでバッチ処理を行い、AzureではAIサービスを活用したデータ分析を行うなど、プロジェクトのニーズに最適なサービスを選定しました。また、クラウド間のデータ転送や同期を効率的に行うために、専用のAPIゲートウェイを導入し、クラウド間でのデータ共有をシームレスに実現しました。運用面では、両クラウドの監視ツールを統合し、リアルタイムでのインフラ監視を行い、障害発生時には迅速にリソースの切り替えや再配置を行うことで、サービスの可用性を最大限に保つことができました。
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