「プロジェクト・プロジェクトマネジメント 学び舎」の一般公開を始めました。これから順次コンテンツを増やしてまいります。
活用事例
7.ソフトウェア開発の知識 / 7-4.バージョン管理システムの活用（Git,SVN） / 7-4-1. Gitで進んだチーム連携
7-4-1. Gitで進んだチーム連携
Gitは、分散型バージョン管理システムとして、各開発者がローカルで作業を行い、その変更をリモートリポジトリと同期するという特徴があります。この分散型の特性により、チーム全体の開発効率が大幅に向上します。あるプロジェクトでは、開発チームがGitを導入したことにより、コードの統合が格段にスムーズになりました。
以前は、集中型のSVNを使用しており、チームメンバーがコードをチェックインする際に、競合やコードの重複が頻繁に発生していました。しかし、Gitに移行したことで、各メンバーが自分のローカルリポジトリで自由に作業でき、作業が完了した時点でリモートリポジトリにプッシュする形に変わりました。このプロセスにより、コードの衝突や同期の問題が減少し、個々の作業がより効率的に進むようになりました。
さらに、Gitのブランチ機能を活用することで、機能追加やバグ修正ごとに独立した作業領域を作成でき、作業中のコードが他のメンバーに影響を与えることなく進行できました。これにより、チーム内での作業がより協調的に進み、開発スピードが向上しました。
