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7.ソフトウェア開発の知識 / 7-3.継続的インテグレーション（CI）の導入 / 7-3-2. CI/CDの導入で進んだ効率化

　CI（継続的インテグレーション）に加え、CD（継続的デリバリー）を導入することで、開発プロセス全体の効率化が進みました。特に、CI/CDの導入が成功した事例として、あるWebアプリケーション開発チームの取り組みが挙げられます。従来の開発プロセスでは、コードの統合に多くの手作業が伴い、テストやコードレビューが後回しにされることがありました。このような状況では、コードの品質が不安定であり、リリース時に不具合が発生することが頻繁にありました。

　CI/CDを導入することで、コードをリポジトリに統合するたびに自動的にビルドとテストが実行されるようになり、バグや不具合を早期に発見できるようになりました。さらに、CDを利用して本番環境へのデプロイが自動化され、リリースのタイミングを調整する手間が大幅に削減されました。この変更により、開発者はより効率的に新機能を開発し、顧客からのフィードバックを早期に反映できるようになりました。また、エラーを最小限に抑えるため、開発の品質が向上し、リリース頻度も増加しました。